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2024年11月 第332回山行記録
| 宇連山実施日:令和6年11月10日(日)参加者:21名(男性10名 女性11名) 担当リーダー:渡辺 サブリーダー:石上、前田、青木 宇連山の「うれ」はどんづまりを意味する言葉で、鳳来湖に沈む集落「宇連」の裏山として山岳信仰の対象でもあった。奥三河名山八選の一つで、新城市最高峰である。紅葉には少し早かったが、岩尾根からの眺望が素晴らしく、こんきい!こんきい!(三河弁で「苦しい」)登りごたえのある山だった。 6:05 静岡駅南口を出発、藤枝岡部ICより新東名に入る。遠州森町PAで1名乗車、トイ レ休憩後、浜松いなさ北ICを出て、7:40愛知県民の森に到着する。 8:00 登山開始:愛知県民の森から、A・B・Cグループに分かれ5分おきにスタート。 Bキャンプ場の標識「南尾根遊歩道登り口」から登山道に入る。針葉樹とシダの中 をつづら折りに登り、すぐに暑くなる。約20分で最初の分岐、さらに10分で南尾 根の分岐に出る。標識「西尾根・宇連山方面」に従い、ここから岩尾根の登りが始 まる。竜の背中のようなゴツゴツした岩は滑りにくく、曇り空に時々日が差して気 持ちよく歩けた。 8:55 南尾根展望台:朽ちかけた展望台に着く。右手に三ツ瀬明神山、振り返ると山々 がよく見える。この先は、小さなコブと鞍部、平坦な道を繰り返した。岩尾根には 両側に鎖が付けられ、急な場所には階段が付いている。小さなコブを4つ越すと国 体尾根分岐に着いた。ここまでペースが遅れるメンバーはおらず、全員で山頂を目 指した。 9:50 国体尾根分岐:ここはすでに西尾根に入っており、右側は針葉樹、左側は広葉 樹、足下はシダが茂っている。展望がなく、樹林帯の急登をひたすら登る。ここま でに4つの防火水槽があり、どうしてこんなに多いのか?などと会話しながらとに かく登る。小さなピーク(標高617m地点)を過ぎると滝沢分岐、その後すぐに 滝尾根分岐に到着した。 10:55 滝尾根分岐:滝沢分岐と滝尾根分岐の古い標識に「こんきい!こんきい!!宇連 山コース」の文字を見つける。「こんきい」って何?疑問のまま登った。北尾根分 岐を越えると、両側が針葉樹林の急登になる。棚山分岐を過ぎると山頂は近い。メ ンバー1名の足がつり、サブリーダーと最後尾を歩くことになった。 11:55 宇連山山頂:標高929m。全員で昼食。二等三角点があり「エイエイオー!」で 笑顔がはじけた。奥の岩場からわずかに展望あり。吹く風が冷たく、汗で身体が冷 えないよう早めに下山とする。 12:25 下山開始:各グループで下山開始したが、直後にメンバー1名の両足がつり、先 行と後行に分かれて下山した。(以降の時間は後行グループのもの) 13:25 滝尾根分岐:ここから東に折れ、周回で下山する。針葉樹とシダの急坂を下る。 14:00 滝尾根展望台:岩尾根が張り出す展望台から、山々が重なって清々しい眺望を楽 しむ。さらにシダの間の急坂を下っていくと、やがて渓流の音が聞こえてくる。つ づら折りでゴロゴロした道を下ると、亀石の滝に出る。 14:20 亀石の滝:水量はやや少なかったが、高さがあり、しぶきが気持ちよい。 14:25 林道終点部:ここからは大津谷林道を歩きゴールへ向かう。明治百年記念広場、 全国植樹祭記念の森を過ぎたところでマムシに出会う。県の木展示林あたりでは紅 葉が始まっていた。不動滝を過ぎるとゴールのモリトピア愛知が見えてくる。 15:15 下山:全員で下山。累積標高995m、距離10.8kmの山行だった。 15:27 帰路は、ほぼ予定時刻に出発。遠州森町PAで1名下車、トイレ休憩、その後17:05 静岡駅南口に帰着する。 感想 標高929mながら岩尾根歩きを楽しめ、道が良く整備され安心して登れる素晴らしい山でした。アップダウンがあり、急登もありますが、会話しながら登ると疲れも感じません。季節を変えて、何度も登りたい山です。 また、登山は自己責任と言われますが、アクシデントが発生した場合のグループでの行動を学ぶことができました。リーダーの指示の下、メンバーも各自が出来ることを行い、乗り切ることができます。グループで登る良さを認識できた山行でした。 リーダー、サブリーダーのみなさま、楽しく学びの多い山行をありがとうございました。 記録:石原
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