静岡市の山の会---静岡マウンテンクラブへようこそ

トップページ > 2023年山行記録 > 10月三国山

2023年10月　第315回山行記録

　三国山

実施日：令和５年10月29日(日)
参加者：30名（男性12名　女性１8名）
担当リーダー：中野　サブリーダー : 内藤 、森田、前田、大石

　丹沢山地の西側、神奈川県、山梨県、静岡県の県境に位置する山。今回は交流プラザき
ららから出発し、最初に眺望の良い明神山を訪れ、それから三国山～籠坂峠まで、稜線沿
いの爽やかウオーキングを楽しんだ。

６：００　静岡駅南口を出発、清水駅マックスバリュー前を経由して道の駅すばしりに向
かう。午前中は雨模様との予報もあったが特に問題がないため、ここで小休止後交流プラ
ザきららに向かう、８：０５到着。
８：１５　交流プラザきららを出発。
８：２５登山道入口に到着し登山開始、明るいブナ林の中を歩く、自然と笑みが零れる
８：４５　パノラマ台に到着、小休止とする。ここから急に視界が開け遠方に富士山と山
中湖が現われた。写真スポットとのこと、しばし眺めた後全員で集合写真を撮る。
９：２５　明神山山頂に到着、パノラマ台から明神山山頂まではざら場のやや急登となる
がバラけることなく全員無事登頂した。また砂場のわきには所々アザミとリンドウが咲い
ていた。
山頂には山中諏訪神社・奥宮がある。北側に御正体山、北西側に三つ峠・黒岳が霞んで見
えた。西側を向くと富士山と山中湖が広がる。富士山山頂はあいにく雲に覆われていたが、
遠くに富士山、裾野に山中湖が広がり、その開放感溢れる風景にしばし見入った。　集合
写真を撮り９：４０分出発した。
１０：２５　一度三国峠まで下り、そこから正面に見える三国山まで登る。山の中腹あた
りまで紅葉が進んでいた。落葉も多く登山道が分かりづらいので赤テープを辿りながら丁
寧に登山した。
９：５５　三国山山頂に到着、山頂は黄色に色づいたブナ林で覆われていた。ここで小休
止とし登山途中に採取してきた葉を集めて陳列した。特にカエデは不分裂葉から多分裂葉
まで多様　色も黄色・赤色・橙色とさまざま、何のカエデなのか鑑定に話が弾んだ。
１０：４０　三国山を出発、ここから先の三国山稜は、山中湖村と駿東郡小山町との県境
をなし、標高は１３００メートル前後と安定しており、起伏が少なく歩きやすい登山道で
あった。この頃から日差しが注ぐようになり、明るい樹林帯の中、会話も弾み爽やかウオ
ーキングを満喫した。
１１：４０　中間地点の楢木山を経由し、歩くこと約１時間で大洞山山頂に到着した。
ここで昼食とした。黄色に覆われたブナ林の中での昼食もまた格別である。体を休めなが
らしばしのランチタイムを楽しんだ。しかしさすがに空気は冷えている。早々に準備を整
え周辺散策をして１２：３０分出発した。
１３：０５　アザミ平に到着、このアザミ平に着く手前あたりから更に天気が回復し、富
士山山頂も顔を出すようになった。雪に覆われた富士山山頂が樹林帯越しに大写しに見え
た。しばし歓声が上がる。急いで写真撮影をした。またアザミ平には１本のカラマツがあ
り周囲が平坦な登山道のためか良く目立つ。このカラマツも黄色に色づいていた。
　ここで立ち休憩をして更に下山を続けた。三国山ハイキングコース案内のあるところま
で下ると、紅葉が陽光に映えてますます輝きを増してきた。誰かが「ここで写真を！」と
声を上げたので全員立ち止まり記念撮影をした。墓地公園を経由し１３：４０籠坂峠バス
停車前に到着した。
１４：００バス出発、１５：３０清水駅マックスバリュー前に到着、１６：１０静岡駅南
口に到着。

追伸
　今回のコースは
交流プラザきらら→明神山→三国山→楢木山→大洞山→アザミ平→籠坂峠墓地公園→籠坂
峠バス停前と時計方向に横断するコースであった。約９．０㎞の道のり。
　また事前に、参加者３０名を４グループに分け、各グループのサブリーダーも明示して
連絡したことがまとまりのある移動に繋がったと思われる。今後の参考にしたい。
最後にサブリーダーの皆さん、運転手さんなどおつかれさまでした。そしてどうも有難う
ございました。

　
　　　