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2022年12月 第302回山行記録
| 鋸 山 (329m) 実施日:令和4年12月4日(日)参加者::29名(男性10名 女性19名) 担当リーダー:大石信 サブリーダー:寺尾 山行記録:大石信 12月のSMCの月例山行は、「鋸山」である。「鋸山」は千葉県房総半島の南部にあ り、低山ながら断崖絶壁の山として知られている。今回は参加者が29名と多数なので、 大型バスを使用しての山行だ。 6:10に静岡駅南口を出発し、日本平久能山ICから東名に入る。天気は良く、それほ ど寒くもなく、絶好の登山日和となりそうだ。途中、足柄SAと海ほたるで休憩、海ほた るは東京湾アクアライン上の施設で、展望デッキからは東京湾の向こうにスカイツリー、 富士山も望むことができた。 9:50登山口の日本寺東口駐車場に到着した。ここは鋸山の南面に位置し標高120m、鋸 山が329mなので、山頂までは200mちょっとの標高差である。(実際はアップダウンが 相当あることを後で知ることに)駐車場から階段を少し登ると料金所がある。鋸山の南面 は日本寺の境内になっていて、700円の拝観料を支払って入場する。トイレを経て少し登 ると広場に出た。眼前に大仏様が現れる。高さ31mの薬師瑠璃光如来様で日本一の石大仏 とのことである。その大きさに圧倒される。大仏前広場で集合写真を撮り、参加者を2グ ループに分け10:15に出発する。 最初は緩やかな舗装された参道を進み、その後石段の上りが増えてくる。風もなく穏や かな天候で、体が汗ばんでくる。登るにつれて左側斜面には千五百羅漢と言われる石仏群 が現れる。百躰観音、二天門、西国観音を経ると地獄のぞきは近い。 10:50に地獄のぞき前に到着、ここは標高282m、断崖絶壁を見下ろす展望台である。 観光客が多く地獄のぞきの展望台へは順番待ちの列ができている。列に並んで11:03に 展望台に達する。ここは崖にせり出ている岩の上で、下を望むと目がくらむ。 この断崖 絶壁が石切りの跡だということに驚く。 11:15地獄のぞき前を出発、急な階段を下る。11:20下りきると平らになり、両側が 絶壁の回廊のような道を進むと百尺観音が現れる。岩壁に彫られた高さ31mの観音様 だ。あたりは幽玄な雰囲気が漂っている。観音様の前で集合写真を撮った。ここから真 上に、先程登った地獄のぞきの岩が見えた。 11:30百尺観音前を出発、すぐに料金所がある。ここからいったん日本寺の境内を出 る。どんどん下って行きラピュタの壁展望台を経て11:53石切場跡に到着した。ここは 岩壁に囲まれた広場になっており、昼食タイムとした。凝灰岩の採石は1985年まで行 われたという。 12:20石切場跡を出発、鋸山山頂を目指す。登山道は鋸山の北側中腹を、細かいアッ プダウンを繰り返して登っていく。12:47東京湾展望台(306m)へ到着した。大展 望が広がり、東京湾を挟んで三浦半島その向こうに富士山が望めた。 12:56東京湾展 望台を出発、山頂を目指す。 13:17鋸山山頂(329m)に到着した。予定より20分程早い到着だ。しかし思った より大変だった。急な階段の上り下りで相当体力を使っていた。山頂からは北方方面 が望めた。 写真を撮った後、13:25山頂を出発した。下山は登りのルートをほぼ戻っていく。 転ばないようゆっくり下った。地獄のぞきへのきつい登り返しを終えると、後は石段 の下りだ。 地獄のぞきからの下りは、途中から大仏前広場への近道ルートを取ったの で楽に下れた。 15:00に大仏前広場に到着、お疲れ様でした。予定より45分早い到着だ。15:15に バスは出発、途中、行きと同様に、海ほたると足柄SAで休憩して静岡に向かった。夜 の海ほたるからの展望もステキであった。海ほたるの前でかなり渋滞したが、静岡駅南 口には予定通り20:00に到着した。 今回の鋸山山行は、天気に恵まれ、寒くもなく、順調な山行ができました。皆様、あり がとうございました。
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