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2022年7月 第295回山行記録
| 霧ヶ峰実施日:令和4年7月17日(日)参加者:23名(男性9名、女性14名) リーダー : 大石(L)、遠藤(SL) 写真、水谷 今回のSMCの月例山行は、「霧ヶ峰」である。前日まで大雨で天気が心配だったが、回復 予報を信じて実施することとした。また、新型コロナの急拡大が進行しており、そのための対 策として大型バスを使用した。49名定員に23名の乗車で、密な空間を回避し、感染リスク ができるだけ低下するよう努めた。 霧ヶ峰は、7月はニッコウキスゲが最盛期の時期なので、天気が回復してきれいな花々が見ら れるようにと期待する。今回は車山から蝶々深山を経て八島ヶ原湿原まで歩く。 7:00 静岡駅南口を出発し、日本平久能山ICから東名へ入る。雨は止んでいる。中部横断道 を経て、八ヶ岳PAで休憩し、諏訪ICで高速を出る。諏訪市周辺は小雨が降っている。 雨天対策としてバスの中で雨具を着用するようメンバーに指示した。 10:05 登山口の車山肩手前に到着したが、道路が渋滞していてストップ、どうやら車山肩の 駐車場へ入場する車で渋滞しているようだ。バスが動きそうもないのでここでバスを降 り、歩いて少し先の車山肩へ向かう。 10:15 車山肩へ到着、ここにはトイレもある。雨は降ってなくて、気温もちょうどいい。近く の斜面に、ニッコウキスゲが咲き誇っていて、皆で集合写真を撮った。 10:30 車山肩を出発、周りは霧が立ち込めている。車山肩は1802mで車山は1925m、ゆるや かな登山道を進む。登山者は多い。車山は霧ケ峰の最高峰であり日本百名山の一つである。 11:20 車山山頂に到着、山頂で記念撮影する。霧のため周囲の山々は見えない。山頂には、 レーダードーム、神社、展望デッキがある。登山道の反対側からは、リフトを使つて簡 単に登って来ることもできる。神社で参拝、安全登山とコロナ収束を祈願する。 11:40 車山を出発、蝶々深山(1836m)を目指す。リフト横の階段を下る。下るにつれて視 界が良くなってきて、周囲の山も見えてきた。目指す蝶々深山もよく見え、そこに至る草 原の中に筋を引いたような登山道が見えた。車山乗越付近でニッコウキスゲの群落が見ら れ、みな大満足。 12:25 蝶々深山へ到着、天気は回復し、周囲の山々もよく見え、霧ケ峰の全貌がよくわかる。 風が気持ち良い。ここで昼食タイムとする。昼食後12:50出発、物見岩を目指す。 13:10 物見岩(1782m)に到着、ここには3mほどの岩が立っていて、遠くからでも目立って いる。眼下にはこれから行く八島ヶ原湿原が見える 13:20 物見岩を出発し、八島ヶ原湿原(1632m)へ向けて下る。この下りの半ばほどからが 大変であった。昨日の大雨の影響か、登山道に水(泥)が溜まっており、足を何処に置い て進めばいいか難儀した。 14:10 登山靴を泥だらけにして、八島ヶ原湿原に到着、ここからは木道が整備されていて快適 な登山道となった。木道の両側はお花畑だ。ニッコウキスゲ、アヤメ、シシウド、アザミ、 フウロ等様々な高山植物を目にすることができた。 15時少し前に八島湿原の駐車場に到着し15:05バスは出発、途中「たてしな自由農園原村店」 に寄り野菜等を購入し静岡に向った。帰路の高速からは富士山がよく見えた。静岡駅南口には予 定通り18:50に到着した。 今回の霧ケ峰山行は、心配された天気にも恵まれ、花々もたくさん咲いていて良かったですね。 順調に行けたのも皆様のおかげだと思います。ありがとうございました。(S.O)
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