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2020年8月 第262回山行記録
八子ヶ峰 実施日:令和2年8月2日(日)参加者:30名(男性11名、女性19名) リーダー:大石 原田 今回の静岡マウンテンクラブの山行は八子ヶ峰登山である。久々の山行となる。1月下旬から始まった新型コロナ感染拡大に伴って、会の活動も3月から自粛となり山行等は控えてきたが、7月から活動の再開をしたところである。よって本来なら7月山行の伊吹山が再開第1回目となる予定であったが、その日は大雨予想で中止となった。今年は梅雨の期間が長く、また、たびたびの想定外の豪雨に見舞われ、全国各地で洪水等の被害が発生した。東海甲信地方は昨日やっと梅雨明けしたところである。いよいよ夏真っ盛り、今日は待望んだ夏空を期待したい。ただし新型コロナについては、7月に入り全国的に感染が拡大してきており、油断してはいけない。 さて、八子ヶ峰は百名山の蓼科山と車山(霧ヶ峰)の間にあり、展望の良い高原状の山並みであるので、ブランク後の足慣らしとしては最適の山である。標高も1800mを超え、さわやかな風を期待できる。 朝7時に静岡駅南口を大型バスで出発、参加者は30名である。1人2シートで、補助席も利用して蜜をさけ、手指の消毒、もちろん全員マスク着用で感染対策は完璧だ。 静岡を出発し、東名から中部横断自動車道を長野へ向かう。出発時は曇りであったが長野へ近づくにつれて晴れてきた。登山口のスズラン峠には予定どおり10:30に到着した。駐車場は自家用車でいっぱい、ここは蓼科山の登山口にもなっている。標高はすでに1720m、暑さは感じないが日射しは強そうだ。みんなで体操して、新入会員の紹介をして、10:50に出発した。 樹林帯の登山道を登って行く。30分程登ると視界が開け、ヒュッテ・アルビレオの前に到着、ヒュッテは休業中であった。ここで少し休憩する。ここからコースは高原状の散策ルートになる。蓼科山から八ヶ岳を見渡すことができるが、山頂部は雲に覆われていた。小屋から10分程度歩くと、八子ヶ峰東峰に到着した。ここは標高1869m、今日の最高地点である。雲の取れた蓼科山をバックに全員で写真を撮った。 八子ヶ峰東峰からゆるやかなダウンアップを進むと右側はスキー場となる。スキーリフトの終点降場が登山道のすぐ脇まで達している。そこを通過して12:15、八子ヶ峰本峰に到着した。ここは標高1833mで東峰より若干低いが、一般的にここが八子ヶ峰の頂上とされている。ここで昼食タイムとなった。背後には蓼科山から八ヶ岳、前方には車山が望める。 八子ヶ峰本峰を12:50に出発し下山口の八子ヶ峰公園を目指す。八子ヶ峰公園は白樺湖から一段登った所にあり白樺湖ロイヤルヒルスキー場の中にある。笹の繁った道を進み13:30 に白樺湖を見下ろす展望台に到着した。眼下に見える駐車場には我々の乗るバスも確認できた。そこから右手にスキー場を見ながら進み、上から見てスキー場の左側の斜面を下って行き、14:15にバスに到着した。 バスは14:30に出発、途中、「峠の釜めし」で名高い「おぎのや」に寄り、飲物、食料を調達し諏訪インターから静岡へ向かう。なお、「峠の釜めし」は売り切れで残念。高速は順調で、清水駅経由で静岡駅に18:40に到着した。 活動再開第1回目の山行だったけど、無事に登ることができ皆さんに感謝します。早く新型コロナが収束することを願います。 (S.O)
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