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2019年7月 第240回山行記録
櫛形山 (2052m)実施日:令和元年7月7日(日)参加者:22名 男性:11名 女性:11名 担当リーダー:L/阿部 SL/辻村 レポート/服部 梅雨時の常で天気予報がころころ変わり、前日昼に最終決定された山行きは雨の気配を 感じながらの出発となった。 6:00 静岡駅南口を定刻に出発、東名静岡ICから中部横断自動車道路を経由し7:30 山梨県県民の森に到着。 柔軟体操、身支度を済ませ、8:05 県民の森から、舗装林道を20分ほど歩き北尾根 登山道入口に到着、ここで集合写真を撮影し、いよいよ登山道に入る。良く踏まれた急 登が続く道をいつものSMC山行よりだいぶ早いペースで登り続ける。誰からも文句が出 ないのは雨が降り出す前に下山したいとの思いからか。 9:30 最初の休憩ポイントである見晴らし台に到着。ここは林道が交差しており、ここ の駐車スペースに車を置いて登り始める登山者もいるようだ。 見晴らし台では上着を脱ぐ者、行動食を口にする者、思い思いに休憩後、アヤメ平を目 指し出発。 斜度が緩くなった道を相変わらずのペースで登り続け10:00近くになったころ、いよい よ霧雨が降り出してきた。雨具の上だけ着用し歩き出すが湿度が高いのか蒸し暑く、フ ードは外した状態だ。 11:20 アヤメ平に到着、それほど広くない広場は、各地からの登山者で満員御礼の状 態。何とか場所を見つけ早めの昼食をとる。このころには雨もほとんど気にならない位に なって きた。 11:50 裸山周回コースに入る。防鹿柵の中だけではあるが本日の目的である、アヤメ が数十か所で群落を作りその脇にはオダマキの花が彩りを添えて今の時期ならではのミ ニお花畑を見ることができた。 12:35 周回コース起点に戻り、櫛形山に向け尾根沿いの道を進む。 この道程は、南ア深部特有の風景を保っていて、自分のお気に入りの道の一つ。カラマ ツに着生したサルオガセがわずかにガスのかかった大気と溶けあい幽玄な雰囲気を醸し ている。 13:15 櫛形山頂上に到着。視界の開けない頂上で、記念撮影。ここで雨具は用済み となる。 10分ほど休憩後下山を開始。 14:00 ほこら小屋へ到着。トイレ休憩後、ふたたび下山を開始、標高1500mまで降 るとヒグラシの鳴き声が聞こえ始める、標高が下がり、気温が上昇したことがこんな ところで感じられる。 16:00 出発地点に戻ると見慣れた、水色のバスが見える。山行終了の目印である。 また、今回も全員無事に下山できたことが何よりである。 その後、16:30に帰路につき清水駅経由で18:30に静岡駅南口バス待合所に到着、 解散。 今回、天候を気にしながらの登山となったが、前半の1時間半ほど霧雨に当たる程度 で済み、今の時期ならではの、アヤメや深山の情景を楽しむことができ大満足の山 行となった。 あらためて、阿部リーダー、辻村サブリーダー、ご苦労様でした。
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