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SMC静岡マウンテンクラブ

静岡市の山の会---静岡マウンテンクラブへようこそ

2019年10月  第247回山行記録




日 向 山 (1660m)

                                                    

                                                         

実施日:令和元年10月20日(日) 
参加者:21名(女性13名  男性8名)
 担当リーダー:原田(L)、松野(SL) 

 まあまあの空模様、私たち担当者は集合時刻30分前の5時半スタンバイ。リーダーの原田さんがすべての段取りを整え、集合場所に一人待っていてくれた。急病で一人欠員になるところリーダーの声掛けで望月さんが急遽参加してくれるという。望月さん暇で良かった~。ありがたい!感謝です!
 6時過ぎ、皆を乗せてバスは出発。ガスが立ち込める中、定刻より一時間ほど早く尾白川駐車場に到着。いつもの事ながら女子トイレは行列。準備体操は例会で習いたてのSMC体操をするもてんでバラバラ。覚えている人はいないみたい。見ていて面白いだけだった。筋とか伸びたのかな~?結局いつもの体操もこなし総勢21名、尾白川登山口を9時前に出発。
 番号称呼。副は一番後ろ頼むねーと言われチョット複雑…たいがい、気がつくといつの間にか後ろにいる私。リーダー速いよ…もう少しゆっくり歩いてーと心の声。樹林帯が透けて見え美しい。途中車道を2度横切り、休憩を入れながら高度を稼ぐ。植生も笹からカラ松へと変化。落ち栗が見当たらなくなった辺りで前を歩いていた服部さんがウキウキと茸を探し当てる。なめこの親分みたいなそれを大事そうに手に取って、これは食べられる茸(ハナイグチ)だよと教えてくれるも…そっと現場に置き去り。なんで?と尋ねたら「帰りに回収するから今はここに置いておくだけ」と。置いていったら後から来る人に持って行かれちゃうよと言うと、「大丈夫持ってく人いないから」と。えー!!ありえない!その後も採る度に置き去り…ふと振り返ると洒落た帽子を被ったオジサンが白の布袋を膨らませ少し重そうに登ってきた。あれきっと茸だ…。服部さんが置いてきたキノコ、名前書いてないしな~。それはともかく、苦手な上りが自分もキノコ採りしているようで楽しく登れた。
 また植生が変わり、青空も見え隠れ、ついに地面も砂地が混じるようになった…山頂が近い!と喜んだのも束の間、そこからの山頂は遠く、登っても、登っても着かない。途中登山道より少し奥まった所に三角点、三等だった。良く整備され、歩きやすい登山道を汗まみれで、ついに山頂へ。海岸かと錯覚しそうな白い砂地に「イルカになりかけの造形があるよー」とリーダー。白砂の山頂から眺める八ヶ岳はまた格別。砂の造形をおかずに和気あいあいお昼を頂く。日向山初登山の方は特に感激の様子で見ていて嬉しくなった。甲斐駒もチラ見せ。八ヶ岳バックに記念写真も撮り終わった直後、辺りは急変。ガスが背後に迫る。皆ラッキーだねー♪さて下り。下りは早い。下るにつれその場所に近づく…服部さんのキノコ無事かな~。あ…。
 登山道に危険個所や厳しい登りはなく途中景観も無い代りに美しい樹林帯、キノコと栗もある楽しくステキな日向山でした。帰りのバスは通行止めになった箇所を迂回しながらひたすら帰路を急ぐ。車中では恒例のカンパ~イ!お疲れさまでした。
運転手さん含め皆の心はラグビーワールドカップ準々決勝(日本vs南アフリカ)をTV観戦したい思いで一丸となり、早目の帰宅となった。
 皆様ご協力ありがとうございました。

                                    (松野記)

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登山口にて



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笹の斜面を登る

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八ヶ岳の眺望
                                                   
   
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山頂にて