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SMC静岡マウンテンクラブ

静岡市の山の会---静岡マウンテンクラブへようこそ

2018年 10月  第231回山行記録


 

猿投山                                          


                                                         

実施日:平成30年10月27日(日)  
参加者:22名 男性:12名 女性:10名
 担当リーダー:L/小笠原 SL/片山 レポート/小笠原   
 



 今回の山は★にしては歩きでが、ありすぎた?山ではなかったのか、

という意見が大分あった。歩き終わってから皆さんに聞いてみても半

数以上がそんな意見だった。Lが★でハイキングの山だと言ったのも

大きかったようだ。まあ登山に行くのだから歩くのは当たり前、全員

無事で終わったのだから良い山行だった・・・と思う。それでは猿投

山のレポートを。
 バスは定刻通り6:30静岡駅南口を出発。登山口の猿投神社に到着。

雨は完全にあがっており心配なさそうだ。登山の安全を祈願し出発。

最初は舗装された林道を行くとトロミル水車(復元)が勢い良く回っ

ていた、これは昔、陶磁器の原料を作っていたものだそうだ。
 そうこうするうちに御門杉という登山口に着いた。ここから本格的

な登山道に。ゆっくりとした足取りで登る。道はしっかりとした良く

踏まれた道だ。西ノ宮・東ノ宮の分岐に差し掛かる。ここでY夫妻と

K氏東ノ宮ルートを行く、こちらの方が時間は短い。我々は西ノ宮ル

ートへ。ずんずんと下りちょっと心配になるが、林道を越えてまた登

り返すと西ノ宮に着く。その裏手に大碓命の墓がありそこは宮内庁の

管轄になっている。こちらのルートはツガ、ブナ、ツバキなどの自然

林になっていて心地良い。

 途中に杉の大木があった、樹齢何百年かというものであった。その

近辺には朴ノ木の葉が落ちていて拾っていった人もあったようだ。酒

の肴に味噌をつけて焼くのだという。また登っていくとY氏のお出迎え、

東ノ宮ルートの人は待ち合わせ場所の合流点を過ぎてしまい山頂まで

行ってしまったそうだ。予定通り猿投山頂上着。天気は問題ないが遠く

の山はガスっていて白山も御嶽山も見えない。私がレポートを書く係な

ので昼食中に、誰かがコケたり落っこちたりしたら困るが、何かエピソ

ードがないとレポートに書けないと言うが今のところは無し。


 

DSC01547西ノ宮
           猿投神社西之宮で            
DSC01514神社周回
登山口の猿投神社
DSC01516
林道を歩む


DSC01577猿投山
                       猿投山山頂(629m)                      
DSC01522トロミル水車
トロミル水車
DSC01564
東の宮で

DSC01580ミヤマシキミ
ミヤマシキミ
DSC01581シロモジ
シロモジ

DSC01582
道標
DSC01590雲興寺
ゴール地点の雲興寺

 
 寒いので出発する。歩いていると冷えた体も暖かくなる。多少のアップ
ダウンはあるが歩きやすい道を進むと太鼓の音、その後クラシック音楽の
音が風とともにわずかに聞こえてくる。ブラームスの曲だがそこまでは解
らない。今日は日本山岳会東海支部が「森のコンサート」を開いている。
途中日本山岳会のスタッフがいたので聞いてみると雨の影響で一時間ずら
して開始、無事におわったみたいだ。コンサートのあとはハイキングに向
かうようだ。林道に出るとコンサートが終わった高校生たちがマイクロバ
スを待っていた。トイレがあったので小休止。メンバーにまだ歩くのか?
と嫌味を言われながらもずんずん歩く。赤猿峠は見落としたみたいでよく
わからず。赤津川沿いに下って行ったがここは反対のルートをとらなくて
本当に良かったと思った、かなりの急こう配であった。次第に車の音が聞
えバスの待つ雲興寺に到着。
 エピソードらしい物はなかったが皆さん秋の猿投山を満喫してくれたもの
と思う。因みに歩いた距離は11.5キロでした。お疲れ様でした。そして、
有難うございました。

静岡駅発6:30―豊田藤岡IC-猿投神社着8:40-御門杉着9:37-
東ノ宮・西ノ宮分岐10:30-猿投山着11:40 猿投山発12:15-
雲興寺着14:30-せと赤津IC-静岡駅着