2018年 1月 第218回山行記録
北八ヶ 北横岳スノーハイク実施日:平成30年1月14日(日) 天候:晴参加者:21名 男性:12名 女性:9名 担当リーダー:原田 サブリーダー:森 レポート:I |
♪山は白銀 朝日を浴びて すべるスキーの風切る速さ♪
静岡マウンテンクラブ第218回登山は北八ツ、北横岳 スノーハイクです。
今週は今年最強の寒波が訪れており“キャンセル”の5文字がしばしば私の
頭をよぎりました。朝の挨拶でリーダーの原田さんから“マイナス12度”と
言う言葉を聞いた途端、坪庭散策だけでもいいかなと思ってしまったのは、
きっと私だけではないはず。ここはロープーウエイ坪庭駅。“手がとてつも
なく冷たいから地図しまおうかな?”と思っているところに原田リーダーの
“記録やってもらおうかな?”の一声と満面の笑顔。はい。頼まれた時は気持
ちよく(会長語録より)ですね。もとい静岡駅に集まったのは19人のメン
バー。本日のリーダーは原田さんサブリーダーは森さん。よろしくお願いし
ます。
清水ICから新清水IC、おなじみの52号線を北上、途中、富士川道の駅で
の休憩をはさみ諏訪ICよりメルヘン街道へ。D木さん、手袋へのカイロ装着
も無事完了したところでロープーウエイ山麓駅に到着。駐車場はすでに沢山
の乗用車で賑わっている。山麓駅にはスキー、スノボーを楽しむ皆さんの長
蛇の列。ここから臨時便に乗る。(S会長様だけは一足先の便で偵察に出か
けた模様。たぶん。)ロープーウエイの中からは南アルプス、中央アルプス、
北アルプスの山々が見渡せ、メンバーのテンションも徐々に盛り上がってい
く。が強風の坪庭駅でアイゼンを装着したころには手が凍えるように冷たく
なる。あのハイテンションは強風に吹かれどこかに吹き飛ばされてしまった
ようである。集合写真を撮ろうにも帽子にジャケットのフードをかぶりサン
グラスをかけているものだからマウンテンのメンバーなのか部外者なのか全
くわからなくなってしまう。“写真を撮っても顔わからないよね”と写真映り
を全く気にせず写真に収まる。
ここからはトレースのついた雪の登山道を進む。初アイゼンのメンバーも
あり森リーダーが後ろを振り返りながら慎重に進んでいく。いつもの顔とは
違う凛々しい顔つきの森リーダー。視界が開けると本当に一面まぶしいばか
りの銀世界が広がっている。雲一つない青空の下には立ち並ぶ樹氷、つらら、
雪の結晶。(どれぐらい素晴らしかったかは言葉では伝わらないので土屋元
会長様の写真でお楽しみください!!)
登坪庭で これから出発だ・・・ | ||||||
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北横岳南峰山頂で | ||||||
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山頂まではあと少し。北横岳南峰(2472m)に到着。皆、景色を堪能し
思い思いに白銀の峰々を写真に収める。2月の例会が楽しみである。原田
リーダーも北横岳には5回来ているそうだが、こんなに素晴らしい天気は
初めてだそう。北から南まですべてのアルプスが見渡せるが特に御嶽山の
姿が素晴らしく崇高な山容が印象的だった。ここから北横北峰(2480m)
に移動。写真撮影が続く。山頂はいつのまにかスノーハイカーたちで混雑
している。山頂の標識にびっしりと氷がついている。“えーと、これ何て言
うんだっけ?海老フライ?”だいぶお腹がすいてきました。正解は海老のし
っぽ。名残惜しいがお腹も減ったことなので山頂を後にする。北横ヒュッテ
でお昼。昼食の時間を特に設けずにとのお達しだったが余裕でラーメンをす
する方々。ゆったりとランチができることを予測しているなんて、さすが読
みが深い。来た道を戻る。さっき寒さに震えて通った道と同じ道かと思うほ
ど暖かく、つららも解け始めている。坪庭散策のおまけもつき、最後の雪景
色を楽しむ。ロープーウエイ乗り場手前でアイゼンを外しロープーウエイに
乗る。アルプスもここで見納め。バスに乗り途中、たてしな自由農園にてお
買い物。定刻よりも早く静岡に到着。清水組は清水で下車。これ以上ないよ
うな素晴らしい天候に恵まれ、ご褒美を頂いたような1日になりました。両
リーダー様に感謝いたします。本年最初の山行は幸先のいいスタートになり
ました。メンバーの皆さま、また1年お世話になります。よろしくお願いい
たします。 (Ⅰ)
静岡駅6:00―ピラタスロープーウエイ山麓駅9:30―坪庭駅9:50-
北横ヒュッテ11:16―北横岳南峰11:44―北横岳北峰11:58―北横
ヒュッテ12:15昼食―坪庭13:34―坪庭駅13:40-山麓駅13:50-
清水駅17:10-静岡駅17:30 ※休憩、昼食時間を含む