2018年 9月 第227回山行記録
霞沢岳実施日:平成30年9月1日(土)~3日(月)参加者:8名 男性:6名 女性:2名 担当リーダー:小笠原 サブリーダー:阿部 レポート:小笠原 |
1日目 さすがの200名山 霞沢岳 手強い山であった。上高地から
見える姿も、槍、穂高に比べ標高も低いし、すぐそこにあるし、もうちょ
っと楽な山だと思っていた自分が甘かった。
予定通り2台に分かれて静岡駅6:30出発。ここからは211回山行記録
を参照されたい。12:20上高地BT着 予定より早く着いたのでそのまま
徳本峠まで12:30出発。途中明神館で例の社長が煙草をすっていたので
会長と去年明神館で飲んだ酒の情報を聞きに行く、大庭駅周辺に行けばい
いと相変わらず分かったような分からないような話をする。急ぐので話を
切り上げ先へ。
途中雨にもふられて峠道を歩くと小屋から「今日は来るのか?」と言う
TELが入る。15:36徳本峠小屋着。乾燥室を用意してくれてありがたかっ
た。17:20より夕食、思っていたよりも品数もあり、みそ汁も飲めて、
それがこんな山の中で食べられて満足であった。当初満員と聞いていたが
キャンセルがあり10名で宿泊した。一人一枚の布団でぐっすり眠れた。
2日目 天候はいまいち、今にも雨が降りそうな中5:03出発。ジグザグ
の急登を登る、しかし急登はこんなものではなかった。何組かに追い越さ
れてなだらかな所に出た。2428mジャンクションピーク着。空は展望不良、
だが下は沢すじが見えている。ここから見るとキレイだ。ここで会長は先
に引き返し徳澤園で待っている事になった。
そこを出発、今度は長い下り坂になった。道ははっきりとついている。
この道も徳本峠小屋の努力で開かれたという。歩いてゆくと小さな池があ
る。ここから登りになる。登りといっても急登の連続である。一歩一歩進
んでゆく。ダケカンバの林の中を抜ければ2567mK2ピークだ展望は0。
ここで青木さん寺尾さんが残るということになった。正直ここ迄来たの
だから霞沢岳はもういいかという気になった。しかしスマホがあと35分
と伝える。あーもうイヤだと思い、ましてや身体はしんどいと思ったが
出発する、出発といってもここはピーク上なので急な下り坂となる。しか
も長い。ガスがひどく霞沢岳は見えない。ガレ場もあり下りと登りがある
かと思うといささかウンザリもするが慎重に足を運ぶ。そのガレ場も何度
か過ぎるがやはり緊張する。9:42霞沢岳2646m到着。
分岐点 | |||||
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霞沢岳山頂 | |||||
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ヤッターという感じであった。展望0.写真もそこそこに退散する、雨
も降ってきた。頂上直下のガレ場で阿部さんがコケた。幸い事なきを得た
がここは8月に転落事故があった場所だ。1
0:26K2ピーク着。2人は下山している。小雨が降ったりやんだりなの
で我々も急ぐ。しばらく歩いてゆくとホシガラスが飛んでいった、何か久
々に見る人以外のものという感じだ。13:50徳本峠小屋着。まだ徳澤園ま
で歩かなければならないので14:06出発。展望0。途中登ってくる人に聞
くと皆小屋泊りのひと達だ。今日は満員とのこと。我々はある意味ラッキー
だった。
15:22徳本峠入口着、16:30今日のご褒美の徳澤園着。会長と合流。こ
こはリゾート地の宿として感じの良い所だった。日曜というのに満室みたい
だ。早速入浴。楽しみにしていた夕食。本当にステーキが出てきた。信州牛
で焼き方もよかった。その他たっぷりの野菜と信州そば等それにお酒。いう
ことのない食事であった。部屋に戻りTVも無いので早めの就寝。
3日目 早朝目が覚め広い牧場後に出てみる。展望は今のところは良い。
朝食も美味しく頂いて8:32出発。途中上高地ビジターセンターを見学。
12:38上高地をあとにした。沢渡に着きまた2台に分乗、沢渡から帰路に
ついた。会長 青木さん 私の3名が明神館社長にきいた、造り酒屋亀田谷
酒造店を見学。ここは千国街道に面していて道祖神が庭先にあり、敷地内に
は伏流水の流れているところであった。ここを15:00にでてあとは静岡へ。
静岡着18時台には着。
今回の山行は少人数ではありましたが、皆さんにとっても忘れられない山
となったことと思います。皆様のご協力感謝致します。
(小笠原)