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2016年 4月 第187回山行記録
蕨山 行程図はコチラ参加者:25名 男性:12名 女性:13名 担当リーダー:小笠原 サブ:鈴木(多) レポート:佐藤 |
蕨山は奥武蔵の人気の高い山らしい。名前が良い、ワラビは山菜の中でも大好物、実は街
中の我が家のすぐ近くに何故かワラビが自生しているのを数年前に発見、つい先日も採集し
てお浸しに、喜多方の醸造元で仕込んだ「だし醤油」を垂らして食した、これが絶品、その
場所は家の者にも秘密。
6:00 定刻に静岡南口を発車。早々にリーダーより本日の登行経路などの説明あり。
東名清水ICより高速道に6:25。圏央道が開通してからは東京の奥座敷というのか奥武蔵、
秩父への利便性が大分高まった。海老名から圏央道へ、厚木Pで休憩後は青梅まで一走り。
青梅ICを出て落ち着いた家並みの続く街道、木材産地らしい美林の中をバスは名郷バス
停へと快調に走り予定時刻前に到着。9;15 曇り空で少し肌寒い。
ストレッチ運動で体をほぐし一団となって出発。入間川に沿った林道をしばらく行き、林
道が切れるとそこが登山口9:45 渓流にかかる木橋を渡るといきなりの急登、湿った急
坂を慎重に登る。チリチリチーと澄んだミソサザイの声。登山路脇にはマムシグサがその名
に似ず端正な苞を姿勢よく立てている。
明るい手入れの行き届いた杉の植林に急な登山路が上へ上へと延びて行く。尾根に取りつ
くと霧が現れた、霧の流れる幻想的な尾根歩きはすぐに急坂の岩場に変わる。白いスミレの
群落、岩場の陰に咲くイワカガミの可憐な白い花が疲れを癒してくれる。登山路にアカヤシ
オの落花が無残に広がり花の時期は過ぎてしまったのかと悔しい思いをするが、岩場を昇り
つめて行くとボヤッと薄ピンクの塊、霧の中に花をつけた一本のアカヤシオが現れた。
蕨山分岐点 11;45 何とトレランのレースが行われているらしく選手が盛んに駆けて
行く、どうやら我々と同じルートの様だ。蕨山最高点1044mを踏み11:50 分岐点に戻り昼
食。霧が深く気温も下がり始めてレインウエアーを付ける仲間がちらほら。
蕨山展望台 12:30 残念ながら霧の為視界が悪い。
ハイ、最初の一枚。 | |||
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新緑の中を | |||
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山頂 少しガスっている | |||
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が我々を追い抜いて行く。聞くと400名強の選手が25キロの山岳路を競っているとか。若い女
性選手は皆可愛くて美人、声援を送りながら同行の仲間と見比べている。
長い下山路は緩い傾斜を期待したのだが、急なきつい下りが多い、だが芽吹きの明るい林の
僅かな尾根歩きにはホットする。13:00 藤棚山。険路をランナーに道を譲りながら慎重に下る。
大ヨケの頭 13:40 泥に隠れた木の根が滑る、ストックをこまめに突いて尚下る。金毘羅神
社跡 14:35.何人かのランナーをやり過して最後の急坂を下る。
クラブきっての健脚Oリーダーは快調、気を付けないとトレランを追い越してしまいそう。
予定より早くさわらびの湯P着 15:10 レースのゴール地点、走り終えた大勢の選手が三々五々
身仕舞をしている。今回温泉は無。15:30 帰路へ。コンビニでアルコールを仕込み青梅ICか
ら圏央道1645。車中は往路の会長によるクラブ応援歌に続き、緊急時対応のクイズ、100名山ク
イズで退屈をしのぐ。大ベテランのOさん今日はどの100名山より疲れたとぼやくこと。万年青
年にもいよいよ老いの陰か。
中井Pで休憩後清水ICへ18:50 清水組は清水駅で解散。無事に家路に着きました。
O.S両リーダー快適な登山を安全にリードして頂き有難うございました。「s」