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2015年 7月 第173回山行記録
鳳凰三山 行程図はこちら
実施日:平成27年7月25日(土)~26日(日) 天候:快晴
参加者:19名 男性:10名 女性:9名
担当リーダー:大川 サブ:山本(貢) レポート:熊谷
今回は今年度最初の複数日登山としてオベリスク(岩塔)を持つことで有名な鳳凰三山の縦走登山である。梅雨明け後約10日の最も天候が安定すると言われる時期で、西日本に甚大な被害を及ぼした台風11号が通過した直後の、猛暑日が続く2日間に実施された。 登山ルートは夜叉神から薬師岳に上り、地蔵岳からドンドコ沢沿いに青木鉱泉へ下る。 【第一日目】7月25日(土)天候 晴れ 5時過ぎ駅に向かうとき、空には薄雲があるがもう汗が出るほど蒸し暑い。 5:56 予定時刻少し前であるが全員乗車したので小型バスは出発。梅が島へ向かう道を北上し新静岡IC6:14、新清水IC6:28通過、富沢道の駅で休憩後 8:33 芦安駐車場着。ここで乗合タクシー2台に分乗し8:56夜叉神峠登山口に到着。 9:07 歩行開始。幅広いつづら折りの道はよく整備されているが無風の林の中なので 蒸し暑く、皆黙々と歩く。30分程で最初の休憩となるが皆汗だくになっている。 10:14 夜叉神峠小屋の前に出る。雄大な白峰三山を背景に夜叉神峠の看板の前で写真撮影する。10:23出発。下草が笹となっている松林の急登を登る。少し風があり涼しい感じがする。30分程で休憩。甲府盆地が眺められ、先月登った王岳や遠くには富士山も見える。その後単調な緩いツガの樹林帯が続く。 12:00 杖立峠着。鉄製の表示塔が建つ平坦地があり15分間の昼食タイムとする。 12:16出発。樹林帯を緩く下って登り返すと、12:42円形に木が無くなっている山火事跡に出る。日射しがすごく暑い。苺平まで40分の広場で休憩。白峰三山がよく見える。 再び樹林帯に入り、掘れて石が多く歩きにくい道を上る。無風で日射しはなお強く眩しい。 14:05 苺平通過、樹林の中の緩やかな道を進む。朝の出発時から行程が20分程遅れており、宿泊予定の薬師岳小屋着も少し遅れる見込みから、健脚者3名が先行(早馬)する。 14:33 南御室小屋着、休憩。勢いよく出る清水で喉を潤し、ペットボトルにも詰めて、14:51出発。小屋からすぐ急登が始まるが、15分程度で緩くなる。 15:51 「ガマの岩」と名付けられた大きな岩のところで休憩。もうすぐ小屋とのこと。 ここから山が変わり、白い花崗岩の巨岩が目につくようなって、砂払岳への上りとなる。 16:14 砂払岳山頂着。強い夕日の中、薬師岳をはじめとする山々の景観が素晴らしい。 また、この鳳凰山の稜線にとくに多く見ることとなる高山植物タカネビランジが現れてきた。足元に小さく見える薬師岳小屋に向けて下る。やれやれという感じである。 16:35 薬師岳小屋到着。小屋は満室のようであるが、先行者のお蔭で全員の寝場所がまとまって確保されている。夕食まで時間があるのでビールで乾杯。 18:00 夕食。おかずは山小屋では珍しい“おでん”。その後外で夕日の撮影など行って 19:00頃は全員就寝する。 |
夜叉神峠 |
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