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2014年 6月 第151回山行記録
安倍奥 三五峰 行程図はこちら
実施日:平成26年6月1日(日) 天候:晴
参加者:29名 男性:16名 女性:13名 担当リーダー:廣澤顧問 レポート:辻
6:30定刻通り静岡駅出発です。総勢29名、2台のバスで出発です。本日のお天気は、すこぶる良く昨日は真夏日で各地で、30℃以上でした。朝はまだ涼しさを感じますが、日差しはきつくなりそうな予感です。今日は、愛子様のお印の、シロヤシロが見頃とのことです。個人的に、山登って一面のお花畑というのをまだ見ていないのでとても楽しみです。 8:04 ワサビ沢到着です。嬉しい誤算?10人程度の参加と予想していたのが、29名と大勢参加されていただいたので、ワサビ沢からの登山は、急遽とりやめにしました。が、皆さん見学で、沢を下りていき、川沿いに歩いて、数名わりと垂直な岩登りをして、Hさんのつけた目印のピンクのリボンが結んである木のところまでたどりつきました。 さあ!次は訓練です。ガ-ドレ-ルを超えて下りてきたところを、今度はザイルを使って登っていきます。小石がじゃりじゃりしていて、足元がすべりやすいですが、みなさん上手にザイルをつたって登ることができました。こつは、ごぼうを採る時をイメ-ジするとのことです。ごぼう登りです。ザイルの道具があれば道具を使えばいいし、ない場合はザイルを勇ましく肩にかけて、左下をみながら、ザイルを緩めて下りていきます。選抜メンバ-がチャレンジしました。KさんIさんとても優秀でした。このザイルは、スペ-スシャトルを支えているケントでできているケプラのザイルです。山と、宇宙がつながって、壮大な感じがします。 |
シロヤシオ、アカヤシオの群生。 |
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安倍峠にて。 | |||||||
8:50 安倍峠で記念撮影して出発です。いきなりの急登です。高低差200Mです。きつい登りです。ふうふうと息をきらせながら登っていると、気付かないうちに下ばかりみてしまっています。前方から「わ-!綺麗」と歓声があがってきました。見上げると、シロヤシロが満開です。白い小さな花が、青い空と、幾重にも重なった色とりどりの緑の中で、かわいらしく輝いています。花を愛でる声が、あちらこちらから聞こえてきます。鳥のさえずりも多種多様で、大合唱です。コンコン、きつつきのなき声も聞こえました。いままでの疲れもどこへやら、癒されます。 9:56 バラノ段 その名の通り段々の急登です。一段づつゆっくり登っていきます。1647.5M、登ってきました。まだ白い雪をかぶった富士山がきれいに見えました。南部町も見えました。10:30 一瞬みんなに緊張が走りました。ここから下りです。しかも急直下です。間をあけずに、歩いていきます。40分の下りです。下りきったあとは、尾根歩きがまってました。涼しい風がとおりすぎていきました。気分もはずんで、爽やかです。 ほっとしたのもつかの間です。まちにまった藪漕ぎです。Oさんが先頭に立ち、なたで道を切り開い ていただきました。ありがとうございます。ご苦労様です。途中開拓しすぎた場面もあったそうです。 藪も膝丈ならまだましですが、背の高さくらいになると歩くのも大変です。前の人も見失ってしまい ます。「お~い」合図をする声が聞こえます。 11:40 藪をぬけて三五峰頂上到着です。Hさん手作りの山名版を木にくくりつけました。裏側には 2014.6.1日付と静岡マウンテンクラブと書いてあります。ありがとうございます。三五峰頂上で、お昼を食べて記念撮影して下山です。 帰り道、分岐点にはHさんがピンクのリボンを目印に巻いていただいてくださったおかげで、迷わず にすみました。急降下したところは、もちろん急登に早変わりです。へびのようにぬって登り、膝を 痛めないで上手に登ります。14:50 ぽっぽっぽ、つつどりに見送られて下山です。みなさんHさんと 一緒に写真をとりたがって、個々に記念撮影しました。 帰りは黄金の湯で汗をながしました。とろとろのお湯でした。 (M.T) |