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2014年 7月 第153回山行記録
伊吹山(1,377m) 行程図はこちら
実施日:平成26年7月12日(土) 天候:晴時々薄曇り
参加者:22名 男性:15名 女性:7名 担当リーダー:佐藤 サブ:宮寺 レポート:梶本
伊吹山は本州のほぼ真ん中に位置し、地形的には本州の狭い場所の中央である為、日本海と太平洋の風の通り道としても知られている。従って気象条件は厳しく、冬は特に積雪も多く、関西地区ではスキー場の名所でもある。眼下には琵琶湖と関ヶ原を控え、風光明媚な場所でもある。 伊吹山にとっての夏は高山植物や薬草が咲き乱れ、「お花畑」として、訪れる人々の目を楽しませてくれる。今回も「お花畑の散策」は皆が期待した目的であったが、山行時期が少し早かったせいか、残念ながらお目当ての“初夏に咲く花々”を見ることが出来なかった。しかしながら日本では自然豊かな百名山の一つとして貴重な山系となっているので訪問客は多かった。歴史的には山頂に日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が祀られており、「古事記」や「日本書記」にも伊吹山の神を鎮める為の神話として記されている。後に伊吹山信仰に関連する神社も建てられ信仰登山の山としても、その存在感を示している。 |
上野登山口の神社前で。 |
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山頂にて。 | |||||||
山行記録については静岡駅南口6:00、ほぼ定刻通り出発。静岡IC→関ヶ原ICを経て伊吹山登山口9:20着、9:30山行を開始した。天気は所々に雲があり快晴とは言えないものの晴れている為、山行は相当汗をかくものと覚悟する。 3合目を経て5合目まで約4回程度の休憩を入れ、5合目に11:40到着、予定より20分早いが無理のない良いペースと思う。30分間昼食の時間を取り、12:10出発、山頂へ向かう。5合目までと同様なペース配分で休憩も取りながら山頂を目指すが6合目辺りの避難小屋を過ぎた頃から道も次第に急登になり、狭くもなっていく。山を訪れる人々も多く、下山する方々との擦れ違いでは山のマナー通り双方で譲り合う為、立ち止まる事も多く多少のペースダウンも否めない。しかしながら幸いにも少し曇り気味で風も適度に吹いてきて涼しさも時折に感じられた。 登頂は13:40、予定された時間より40分も早く到着出来た。3合目まで一足先にタクシーで行かれた土屋会長とも合流し、冷たい食べ物等、皆思い思いに食し集合写真も取り、14:30山頂を後にした。 西登山道コースを通りバスの待つ山頂駐車場に向かう。汗は既に乾いているものの“入浴はなし”を事前に承知していた為かかなりのメンバーは用意してきた服に着替えをした。15:15バスは出発し一路静岡の帰路に向かった。途中サービスエリアで2回休憩を入れ、静岡駅南口に19:10着、ほぼ到着時間も予定通りであった。今回は余裕のある計画でリーダーの適格なペース、時間配分がトータルとして計画通りの山行となったと思う。心地の良い山行であった。皆様お疲れ様でした。 〔T.K〕 |