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SMC静岡マウンテンクラブ

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トップページ > 2011年 山行記録 > 9月その1 城山、葛城山、発端丈山

2011 9月 山行記録 -その1

 
静岡マウンテンクラブ 第100回記念登山
城山、葛城山、発端丈山    中伊豆大仁から三津海岸まで三山を巡る

実施日:平成23年9月4日(日)     天候:曇り時々雨
参加者:36名  男性:25名 女性:11名
 






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登山口にて全員集合

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沢状態の悪路
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登山道には台風の置き土産?

 

 100回目の記念登山として多くの会員が参加しやすいようにと、ロッククライミングの岸壁で知ら
れる大仁の城山と周辺の葛城山、発端丈山を3人の顧問の先生方に参加して頂き、その指導を受けな
がら歩くこととなった。西日本を中心に荒れ狂う台風12号の余波を受け、県内の天気も厳しい。夜半
に猛烈に降った雨も朝方にはあがり、36名を載せたバスは国一BPを東へ。沼津に入るや猛烈な雨に
見舞われ前途が思いやられる。時には薄日も射したりして落ち着かない天気の中登山口着 8:25。
記念撮影をして8:40 登山開始。登山路に水が溢れ、沢を歩くようだ。猛烈な湿気ですぐに汗が
噴き出す。ロッククライミングへの分岐点を過ぎやがて城山峠に9:30.登山路は泥濘が酷く歩き
難い。ちょっとした急坂で足を取られ難儀する。ミズヒキの細く伸びた花穂の先に水滴が輝いている。
アジサイが咲いている、玉アジサイと言うのだそうだ。雨が降り出し、雨具をつける人も。常緑樹林
に楢の木が雑じる。葉柄が長い、コナラだろう。ちょっとした岩場を登ると城山山頂着。9:50
狭い山頂からはわずかに海岸線と三津の港だろうかが見える。城山峠に一旦戻り10:20、鶯谷10:55.ここで宴会優先組6名を残して葛城山へ。酷い泥濘の登山路を悪戦しながら一旦下り、
林道へ。葛城山々頂への登りはきつい。ヤマホトトギスだろうか、泥にまみれて可憐に咲いている。
またまた宴会優先組?急坂の登りに耐えかねてか4人が頂上を諦める。沢山のお地蔵さんに迎えられ
ようやく山頂着。11:40.昼食。山頂からは遠望は望めないが伊豆の海岸線が綺麗だ。ロープウ
エイ客だろう、軽装の観光客がちらほら。12:10下山開始、4名と合流、鶯谷へ12:40。6名
は先行した様子。益山寺分岐13:00.朝からのミンミンとツクツクに蜩のカナカナが加わり、我
々を元気つけるようだ。Sさんの調子が良くない、仕事の遣り過ぎか、はたまた宴会モードに入りっ
ぱなし
13:30発端丈山々頂着。晴天ならさぞかし見晴らしが良いのだろう。三津の港や町並み
が眼下に望める。山頂に一本の銀杏の木、強風雨の為か実が沢山落ちている。小休止の後長浜に向け
て下山。泥まみれの急で長い下りだ。滑らないように彼方此方に捕まりながら慎重にくだるもついに
尻餅。ズボンも手も泥まみれ。O夫人が握手をしようと差出した手袋も泥まみれ。センニンソウかボ
タンヅル?白い十字の花が眩しい。途中の流れで靴の泥を払ったりして長浜海岸に14:45。決し
て侮った訳ではないが、きつかった。とにかく湿気に参ってしまった。

 

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城山山頂から大仁を望む
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城山峠分岐

 

 15:05 弘法の湯着。たっぷりと時間を掛けて汗を流す。それに今回はここで100回登山の祝賀

会もある。クラブには宴会達者が一杯居る。楽しみだ。16:30 祝賀会。Yリーダーの司会、会長

からクラブ誕生の経緯、生みの親、育ての親の金子、広澤、山崎先生方への謝辞。クラブ三役員への

記念品贈呈と何やら式典らしい。金子先生の音頭で乾杯、宴会の始まり。参加会員全員の自己紹介、

クラブ加入、山行でのエピソードで盛り上がる。山では元気が無かったが、宴会では元気者がいっぱ

い。よほど乾いていたのだろう、ビールが幾らでも入る。会計は太っ腹だ、追加のお酒もドンドンと

更に盛り上がる。たけなわの宴も惜しまれつつ18:30には閉じて帰路に着く。良い気分で寝込み、

知らない間に清水着、20:30.降り出した雨の中、自転車で無事帰宅。ご苦労様でした。お世話

になりました。  「s」

 

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発端丈山からの下り三津港を望む
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本日のメインイベント